こんにちは!トータルヘルスプロ治療院 院長の仲村です。 昨今、パソコンだけで業務が完結するお仕事が増えてきています。 それにより仕事が捗るようになったわけですが、物事には必ずメリット・デメリットの両面がありますよね。 そのデメリットが「目の重さや疲れやすさ」、巷で言うところの『眼精疲労』です。 目の疲れ=眼精疲労というくらい浸透している症状ではありますが、実は「眼精疲労の症状は目の疲れや重さだけではない」ということをご存知でしょうか? そこで今回は『意外と知られていない眼精疲労の真実とその対策』についてお話したいと思います。 眼精疲労の症状 眼精疲労の基本症状は「休んでも寝ても回復しない目の不調」です。 “一時的に”目がシパシパ・ショボショボしている場合は眼精疲労ではありません。 「目の不調」というのは、たとえば、疲れ・重さ・痛み・まぶしさ・かすみ・渇きなどを指します。 不調が現れるのは“目”だけではない! 「目の不調は目薬すれば楽になるし、特に対策していない」 そんな方も多いのではないでしょうか? それはとても危険です! 「休んでも寝ても回復しない目の不調」は放っておくと全身に悪い影響を及ぼしてしまいます。 あなたは肩こりや頭痛、根拠のないイライラや不安感に悩まされたことはありませんか? 実はそれらも眼精疲労が引き起こしている症状なのです。 眼精疲労はなぜ起こるの? 目だけではなく、全身の不調にもつながる眼精疲労ですが、その発症原因はなんなのでしょうか? それは「自律神経の乱れ」です。 パソコン作業で目を酷使すると、そのストレスにより自律神経が乱れます。 自律神経の作用のひとつとしてあるのが「目のピントの調整」です。 遠くを見るときは交感神経が、近くを見るときは副交感神経が優位になります。 自律神経が乱れてしまうと、その調整もうまく作用しなくなってしまうのです。 「自律神経が乱れるとさまざまな不調が起こりやすくなる」 そう聞いたことはありませんか? 眼精疲労が肩こりや頭痛などを引き起こす原因もこれが考えられます。 なお、自律神経の乱れ以外にも、ブルーライトや紫外線・目の病気(ドライアイなど)・メガネやコンタクトの適合性の問題なども眼精疲労の原因です。 眼精疲労の対策 「原因を知ったところでパソコンの使用は必須なので、どうしようもできないよ!」 そんな方にオススメしたい対策方法をいくつかご紹介いたします。 眼精疲労は作業環境を整えることで予防することが可能です。 1.机や椅子の高さを調整する 2.パソコンから40㎝以上離れて作業する 3.冷房の風が直接当たらない場所で作業する 4.適切な照明の下で作業する 5.適度に休憩を取る(休憩中は遠くや緑を見る) 6.自分に合ったメガネやコンタクトレンズを使う 7.目のマッサージやホットタオルで目を温める 8.睡眠の質を高める 特に、「睡眠の質を高める」ことは疲労回復と直結するので、見直すことを強くオススメします。 さいごに いかがでしたでしょうか? 今回は『意外と知られていない眼精疲労の真実とその対策』についてお話させていただきました。 目薬を使うことももちろん大切ではありますが、眼精疲労を改善に導くためには眼精疲労を引き起こしてしまった作業環境や生活習慣を見直し整えることが特に重要です。 ぜひ、今後のご参考にしてみてください。 筆者プロフィール 仲村 司 トータルヘルスプロ治療院 院長、鍼灸マッサージ師 あんまマッサージ指圧師免許 鍼師免許 灸師免許(平成5年) 睡眠栄養アドバイザー (令和2年) 腸内解析アドバイザー(令和4年) ミッション 「すべての人を健康にする」 健康の専門家が、睡眠や健康についてお伝えし、多くの人が健康になるきっかけになれば幸いです。
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筆者プロフィール
仲村 司
トータルヘルスプロ治療院 院長、鍼灸マッサージ師
あんまマッサージ指圧師免許
鍼師免許 灸師免許(平成5年)
睡眠栄養アドバイザー (令和2年)
腸内解析アドバイザー(令和4年)
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