現在20代の男性です。
普段は事務職員としてパソコンで作業をしています。
仕事の大半がパソコン作業のため、肩こりが酷い状態です。
1日中座ってばかりので非常に辛く感じます。
自分なりに軽い体操をしたり、適宜休憩をとっていますが、肩こりが治らない状態です。
肩こりが酷いと頭痛になったり、全身が鉛のように重くなりだるくなってきます。
寝るときも肩こりが酷くてなかなか眠ることが出来なかったり、寝ていても疲れが取れない状態です。
このような肩こりが酷い場合どのような対処をしたら良いでしょうか。
姿勢矯正専門の整体師をしております
肩こり症状を姿勢の観点から見て、改善法は大きく分けて3つに分かれます
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■肩甲骨の位置が不安定━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
例えば、猫背、巻き肩、ストレートネックといった姿勢はデスクワークの方が多々起こりやすい不良姿勢です
これらの姿勢になると、頭の位置が前方に突き出すような姿勢になり、首や肩の筋肉に負担が蓄積し、血流が悪くなり肩こりの原因になります
また、それに伴い肩甲骨の位置も前方にずれていきます。
腕の骨は肩甲骨に付きますから、肩甲骨が不安定な状態だと、腕を動かすたびに、本来動く必要のない場所を過剰に動かすような”誤った日常生活動作の癖”がついてしまいます
本来姿勢の安定の為に働いて欲しいはずの筋肉群が働きにくくなる分、無理矢理腕力や全身の力みを使ったような動き方を無意識にしてしまう分、疲労が溜まりやすく抜けにくい体になってしまいます
また、肩甲骨の位置不良は次項の体幹の不安定性ももたらします
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■体幹部が不安定
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肩甲骨の位置が前のめり重心になると、肺を押しつぶすように前のめり姿勢になっていきます
これは呼吸機能の低下につながります
本来、正しく機能的な呼吸が出来れば、呼吸に伴い体幹部のインナーマッスルが連動的に働き、体幹部の不安定性を補う役割をしてくれます
不良姿勢になると、この体幹部のインナーマッスルも働きにくくなるので、普通に立っているだけ、歩いているだけでも、アウターマッスルに依存するような姿勢支持を取らざるをえなくなってきます
また、呼吸機能の低下は、全身の酸素量、血流の巡りを悪化させ、循環が正しく行われない、疲労が蓄積しやすい体になってしまいます
デスクワーク姿勢におかればしては、特にこの体幹部のインナーマッスルが働きにくい姿勢環境にありますから、なおの事、呼吸機能の低下を助長させてしまう可能性があります
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■骨盤の位置が不安定
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最後に骨盤の位置の崩れです
肩こりなのに骨盤が関係するというとかなり意外に思われるかもしれません
デスクワークのお時間が長い状態になると、骨盤を正しく立たせて座るという姿勢を取り続けるのが難しい方も、当院のお客様では多々おられます
正しい座り姿勢が維持されていない姿勢になると、骨盤周囲の筋肉の使い方に偏りがうまれ、骨盤の本来動いて欲しい機能性が低下してしまいます
骨盤は背骨の一番土台にある骨ですから、骨盤の位置不良による機能低下は上半身にも波及していきます
日常生活動作におかれましては、歩行動作等にも骨盤の機能というのは大きく関係してきます
肩こりの原因全てが姿勢である、と断言で申し上げる事は出来ませんが、日常生活動作に直結してくるという点で見ると、やはり無視できない要因のひとつです
偏った姿勢は偏った動きを生み、24時間偏った動きを続けているが為に負担が蓄積し、肩こりをもたらしている
という考えです
また、ひとつ参考にしてみてください
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